女性専用シェアハウス
運営者のブログ集
2016年02月16日  
「台風の後は地震?」

台風の心配がやっと終わり、
被災地の人々は後片付けに追われているのだろう。

雨・風の激しい台風だった。

東京都は、地震による危険度を測定した調査結果を公表した。

昭和50年以降、
約5年ごとに公表してきているが、
東日本大震災以降では初となる。

これまでは建物倒壊・
火災の総合的な危険度で
示していたが、

今回は新たに道路の狭さ・災害時の消火・救助活動の難しさを反映した評価も加えて、
より詳しい測定値を出している。

公表結果により発表された
「総合危険度」100位のなかには、
やはり住宅が密集している下町が多く含まれていた。

女性専用シェアハウス(コモンハウス)がある荒川区と足立区が含まれていたのは、
街の構造を見てもいたし方ない所だが、
対策はしっかりしてあるので、
安心して暮らして頂きたい。
何より怖いのは、火事のもらい火である。

荒川区に例をとれば、
地区ごとの防災訓練・初期消火・
救助訓練はかなりのレベルだと思う。

毎週のように地区の有志があらゆる訓練をやっている。

消防署主催の訓練も頻繁にあり、
高い防災・消火活動の
様子が見える。

街が狭いのは仕方ない。
都市整備も既に密集している
家屋を取り払い

整えるわけにはいかない。

それならば、地域で結集して安全を守ろうという意識が高まっているのだ。

一人暮らしの高齢者も多い。
いかに助けていけるのかを、
地域ぐるみで行っていけるのも、
下町ならではの暖かい付き合いがあるからだろう。

大震災を経験して、
「天災は忘れた頃にやって来る」
という言葉をかみ締めた。

いつ・どこに来るのか分からない不安、どこにいる時に被災するか
、前もって分からないなら、
せめて心構えだけは、持ち続けたいものだ。

シェアハウス運営にあたり、
より安全に暮らせる住居を保つのは、

大家として当然の心がけだが、
「いざ」が来てしまったら助け合おうではないか。
2013・9・18

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