「 震災を忘れないように 」
阪神淡路大震災から20年経った。
連日報道される悲惨な状況に、戸惑い、何が出来るか模索するばかりであった。
阪神地方に、数名の知人がいて安否を確認したり、救援物資を送ったりもした。
物流は一時滞ったが、関東地方はそれ程の混乱にはならなかった。
その後、高速道路や建物の安全点検が各所で行われ、学校や公共施設の耐震化が図られた。
このお陰で「東日本大震災」の時、東京の道路や建物は地震に耐えられたのだと思っている。
寒さに震え・季節が変われば孤独感に打ちひしがれる人々が、沢山いた。
ある団体の呼びかけで、相手が特定出来ない「励ましの葉書」を何十通も書いた。
その中の数人の高齢者から返事をもらい、長い間文通を続けた。
どの位の力になれたかは、定かではないが、ほんの少しの安らぎになったら幸せである。
ここ数年で、その時の方々は黄泉の世界に旅立たれた。肉親を失くした悲しみは
どんな言葉を使っても消す事はできないが、手紙を読む間は忘れられると言っていたのを思い出す。
19年は長かった。
今年のインフルエンザは変形タイプが出没しているそうである。特効薬が2種類あるが、どちらか分からず長引いてしまうそうだ。
運良く使った薬が効けば良いのだが、長引くと重症化して命に関わる事態になるので、ビクビクである。
明日からセンター試験だが、この時期冷え込むので、首元やおなか周りを暖めて
寒さに対抗し、頑張ってほしい。
さて2月9日投開票の都議選だが、
「脱原発」を掲げた細川氏が立候補を表明し、
支援する小泉元首相がシングルイシュー(単一争点)化を狙っている。
しかし、脱原発は他の候補者も主張している上、
国のエネルギー政策を都知事選の争点としていいのかという意見も多々出ている。
北海道・福岡知事、大阪市長などは、単一争点で決めるのは如何なものかとの発言をしている。
この部分がトップになる都議選はあまり良くない。
安全性から見れば、脱原発は理想であるが、現実は大きな電力需給に支障をきたす。
放射性物質が気になっても、それだけのために止められないだろう。
電気代の高騰は、すでに庶民の生活を脅かしている。
行政として低価格の安定した電力供給が必要である。
国に任せた方がいいのではないか。
2014・1・17
▲トップページに戻る
▲ブログアーカイブに戻る
2015年3月18日 |