2015年7月3日
「 船舶事故の代償 」
韓国の客船事故に新たな情報が出てきた。
事故発生からすでに6日目になるが、ずさんな運営体制と船長の無責任さがあらわになった。
従業員の一部は、乗客にライフジャケットを着せて逃がし、本人はジャケット無しで
遭難していたという。船長が先に脱出したという、
前代未聞の行動だけに今後の会社側と船員の責任について、取り沙汰されていくだろう。
同じ様な事故が日本で起きたら、と想定し検証しているが、まず起こらないと思っている。
それは、今回の事故の大きな要因が、過積載・積載物の固定ミス・船長他乗組員の無責任などが上げられ、
人災であることが明らかだからだ。
事故は起こるべくして起こってしまった悲しい出来事となった。
操舵装置に異常もあったようで、重ね重ねの不備にあきれるばかりである。
操縦など運行に直接関わっていた乗務員は、全員救助されていると判明したが、
日本人のクルーなら乗客をまず助けただろうと思う。
海外旅行が比較的安価で行かれるようになり、近い韓国や中国には手軽に出かけられるが、
何となく国民性が見て取れて、出掛けるのが怖くなる。
行方不明者の捜索は、まだ続くなか家族の疲労はピークに差し掛かっている。
一日も早い終息を願うが、不明者の家族のケアはしているのだろうか。
暗い話ばかりで気が滅入ってしまうので、季節的な話題をひとつ。
桜が終わり木々の新芽が美しい季節となった。
車や自転車で走っていると、つつじが咲き始め、白やピンク・紫の花をつけて、目を癒してくれる。
新聞には、文京区の根津神社の満開のつつじが載っていた。
少し小高くなった境内に、約3千本の色とりどりのつつじが咲き乱れて美しい。
我が家からも近いので、何度か見学に行ったことがあるが、見ごたえある場所である。
谷根千(谷中・根津・千駄木)めぐりを兼ねて、暖かい日に出掛けてみてはどうだろうか。
行列の出来る「タイヤキ」や老舗・岡埜栄泉の「豆大福」など、
目とお腹で楽しめる一日となるだろう。
2014・4・21
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