女性専用シェアハウス
運営者のブログ集
   2015年7月3日

「 さわやかな季節 」

 例年より少し肌寒いが、新緑の美しい季節が訪れた。

杉花粉は峠を越えたがヒノキにアレルギーがある人には、あと少しの我慢である。

花粉症にかかっていない人には、この苦しさは理解できないと思うが

、本当に辛い日々である。もう少し頑張ってほしい。

通常国会は、どうやら延長しない様子である。

重要法案の成立にメドがついたためで、予定通りの会期で終了する。

政治の事はお任せするが、良い方向に向かってほしい。

さて、我がハウスではこの春寿卒業が続いた。

皆適齢期なのでいつ結婚してもおかしくないのだが、案外のんびり独身生活を楽しんでいる。

それでも幸せな「卒業生」を見送ると、どこか自分はと考えるようでもある。

今年は結婚ラッシュがありそうだ。

私は大家と言うより、母親に近い視点で住人さんを見ている。

親元を離れ自活しているのだから、

特に問題はないのだが、時々アドバイスをしてあげると、
驚くほど変わってくる。

たぶん本人たちは無意識なので、自分が変わった事に気づいていない。

しかし親みたいな視点で見ていると、どんどん成長している。

お弁当を買ってきて食べていた人が自炊を始め、さらには

お弁当を作るまでになる。

経済観念がキチンと出来るようになってくる。

出来るだけ生活にお金を掛けないように工夫して、貯蓄や自分の余暇に使うお金を作る。

旅行や習い事などに使って、スキルアップを目指せば、人間として成長できる。

ただ毎日生活していては意味がない事に気づいてもらうのが目的でもある。
住人間で気の合う人も見つかると、一緒にハイキングなどに出かけたりしている。

他人が一緒に住むという事は、気遣いの練習にもなるし楽しい出会いもある。

人付き合いがあまり上手ではない人は、一人暮らしが向いているかもしれないが、

何とも楽しそうに生活している姿を見ると、共同生活も悪くはないと思う。

連休にどこかに出かけた人は、皆にお土産を買ってきている。

そうした心遣いが温かくほほえましい。

お互いを認め合い、ハウスの仲間意識がしっかりしている証拠であろう。楽しく幸せに毎日を

送ってもらえたら、大家としても大満足である。

2014・5・8

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