「夏の過ごし方」
今日から夏の東北三大祭りが始まる。
青森ねぶた祭り(8/2~7)、秋田竿燈祭り(8/3~6)、
仙台七夕祭り(8/5~7)とツアーなども組まれて、楽しむ人も多いようだ。
8月8日は暦の上では「立秋」ヒグラシが鳴く頃と言われているが、
今年はまだ暑い日が続きそうである。
お盆が近づき、帰省ラッシュが始まる。
最近はすっかり8月の15日前後に休暇をとり帰省する事が多くなったが、
「お盆」の仏教行事をどれ程知っているのだろうか。
都会は集合住宅が多く、
安全面から「迎え火・送り火」を焚かない家庭も増えた。
「精霊会」とか「盂蘭盆会」とも呼ばれ、ご先祖様を供養する仏教行事である。
僧侶の受け売りだが、五供(ごく)をお供えする。
1、香(線香) 2、花(故人の好きだった花) 3、灯燭(トウショクー灯り・ろうそく)
4、浄水(ジョウスイー水) 5、飲食(オンジキー魚・肉等の生臭物以外の食物) を揃えるそうだ。
土用という習慣も、本来は立春・立夏・立秋・立冬と四季にあるが、
江戸時代あたりから、立秋前にある丑の日を重視し、夏バテに備えるよう「う」の付く瓜・鰻・梅干などを食べるようになった。
一説によれば、細菌学者の平賀源内が、夏になると売れない鰻屋のキャンペーンとして広めたとも言われている。
ルーツはどうあれ、ビタミン豊富、高タンパクの鰻は利に叶っている。
ヒグラシが鳴く涼しい日を待ちながら、暑さを乗り切りたい。
2013・8・2
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