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   2015年8月11日

 「 親の反省 」

政治の世界は専門家ではありませんが、元首相のHさんの発言が気になります。

自分の立場を死守するために、動いているように思えてなりません。

さて、昨日は親の役割について書きましたが、

「近頃の若者は」と言う前に、「近頃の年配者は」と考えてみたいと思います。(特に親について)

学歴とは違う常識・社会性という分野が、とても不安定な形に変化してしまった感があります。

子供の事をとやかく批判する前に、大人である自分の行動をまず振り返り、

反省すべき所を見つけ、今一度考え直すべきではないでしょうか。

昔に比べ、大学教育を受ける人が増え、偏差値は高くなっていると思われますが、

それに反比例して、常識や社会性が著しく低下してしまった感じがします。

「勉強しなさい」ばかり言う親のほとんどが、

学生時代勉強をサボっていた傾向に

あるらしいのです。

トップに立てば、後は下がる道しかない。

首位を守り通すには努力を続けて死守するしかない事をご存知ない訳です。

自分はやってこなかった親が、「勉強しなさい」をいくら繰り返しても、

子供は追い立てられるだけで意味を理解出来ず、ストレスになってきて、反抗に繋がるのです。

学問に限らず、学んだ事・覚えた事・経験した事は自分の力になります。

脳の記憶や身についた知識は、盗まれる心配もなく、どんな境遇になっても、自分を裏切らないので安心です。

学生時代はトップを争い、負ける事もあるでしょう。

社会に出て高い地位に就けても、奪われる事・失う事もあるかもしれません。

でも、知識だけは自分の記憶に残るものです。

だからこそ頭の柔軟な若い時代に

沢山の知識を入れておくべきなのだと、子供に教えてあげたら効果があると思います。

「人生勉強」という言葉があるように、学ぶ事は生涯必要です。

やらなかった親は、子供にこそと思うのでしょうか?

勉強が苦手な親のDNAは、もしかして子供にも受け継がれているかもしれません。

それならば、自分の苦労話を正直に伝え、失敗しないように今やっておこうと言う方が

、子供に伝わる気がします。

出来ない事は一緒にやってみる。

失敗や間違いを「ごめんなさい」と言える親でいたいと思います。

カッコをつけても、子供は案外本質を見抜いているものです。

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