「立秋が過ぎやっと秋らしい気候となってきた。」
湿度が少なく、カラッとしている爽やかな空気が通り過ぎる。
さて、気になるのはTPPの行方である。
米・ワシントンで開催されているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の、
参加12ヵ国による交渉会合が20日3度目の協議に入った。
10月上旬の大筋合意に向けて詰めの作業が続くが、日本は皮革製品・
酒類の関税撤廃を提案する方針を固めた。
輸入の革製品には最大60%程度、酒類にはワインなどに最大30%程度の関税が掛かっている。
国内の皮革産業は、ほとんどが零細業者なので、今まで政府は高関税で保護してきた。
これに対しアメリカは「日本の関税は輸入を実質的に制限している」として市場開放を求めている。
TPPを撤廃すれば、加盟国内で製造された高級ブランド品の価格が下がるため、
政府は国内の業者への支援策も検討しなければならない。
酒類については、ワイン・ウイスキーなどの価格は下がるが、一方で今海外でブームになっている日本酒については、
輸出促進に繋がると期待が高まっている。
コメを始めとする「重要5分野」の関税を死守するために、他の品目の撤廃に応じ、交渉を前進させたい考えだ。
TPPの決定いかんによって、日本の経済はまた動きを変える。
良い方向に動けば、生活は少し楽になるが、どう変化してくるだろうか。
物価が上がるのは、必ずしも悪い事ではない。
賃金アップにもつながるので期待はするが、効果はなかなか現れないのが困る。
少ない給料で、必死に生活している我がハウスの娘たちに、
楽な生活をさせて上げたい親心が沸々とわいてくる。
2013・9・21
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