「街は華やかに!」
12月も10日を過ぎると、クリスマスモードになってくる。
日本の場合は、それと一緒にお正月商品も街中に溢れてくる。
子供の頃はウキウキしたが、大人になるとどこか追いたてられるようで、慌しい。
僅か1週間ほどの出来事なのに、あれもこれもと思ってしまう。
現代は一日からスーパーも開店しているし、普段の休日とそれ程の変わりはないのだが、
カレンダーを取り替えたり、松飾を飾るとシャンとした気分になる。
松飾りと鏡餅は28日までに飾る・新しい下着の準備をするなど祖父や父から教わった。
歯ブラシを変えたりお年玉の準備をしたり、年末は結構忙しい。
日本の残したい習慣や風習であるが、
便利な時代になると不要になる習慣も出てきて、それをどう取捨選択するかが課題になってくる。
帰省する住人さんも多数いるが、帰らないで東京で過ごす人もある。
いつも通りに快適に過ごして頂くために、年末・年始はいつもより忙しくしている。
基本的には、「何かあったら動く」という態勢でいるので、何も無い1日が終わると「あー今日は休めた」となる。
しかし皮肉なもので、「何か」は休日に多く起こる。
「洗濯機が故障」「乾燥機が動かない」「ブレーカーが落ちた」「電球が切れた」等
普段点検はしていても、使う頻度が増すと故障が発生するようだ。
休日でも支度をして、すぐに出かける。困っているならやはり直ぐに行ってあげないと申し訳ない。
大切なお客様である、不自由させてはいけない。
よく「お休みはないんですか?」と言われるが、家庭でお母さんは24時間営業だと思うので、それと同じ心構えであると告げる。
この職業は人が好きでないと出来ない。
奉仕する事が楽しいと思わない人には、辛い仕事でもある。
しかし、こうしたこちらの気持ちは、確実に住人さんに届き、楽しく生活していただけるから、
やり甲斐のある仕事となっている。
2013・12・12
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