「ネットによるイジメ」
ニュースは日々沢山あるが、TPPや原発漏水などは専門の知識がないと多くは語れない。
その中でどうしても気になる話題は、虐めである。
「いじめ」は昔から存在するが、ネットの時代に入ってからは不特定な人の参加が目立つ。
携帯電話やインターネットが世の中に出てくる以前のイジメは、相手が見えた。
少し強くなれば相手に向かって諭したり、話し合いをしたりも出来た。
もっと昔は、ガキ大将なる者が居て、地域の子供をまとめていた。
多少乱暴者ではあっても、なぜか人情味があって、喧嘩の仲裁をしたりその後の様子を見守り、兄貴的な存在でもあった。
殴り合いの喧嘩も度を越えそうになると、「その辺でやめろ」と声をかける。
ガキ大将が怖くて、殴り合いも強制的に終わる。そんな時代だった。
大人から乱暴者と言われても、そこには腕白なりのモラルが存在し、
死に至るまで苛める事は少なかった。程よい所で止めていた。
ネット時代になると、相手が見えない。
自分に危険が及んで来ないとなれば、容赦なく言葉の暴力を浴びせる。
もし同じ言葉を自分が受けたら、どう感じるのかなんて、考えてもみない。
自己中心的な思考回路である。
苛めの質もより陰湿になり、行う年齢も低年齢化してしまった。
スマホの普及により、さらに加速度を増して精神的なダメージが強くなっている。
他人になりすますという、詐欺まがいの行動を小学生や中学生が平然とやってしまう。
何か手を打つべき時代に来ていると思われる。
無視しても、追ってくる。拒否しても関わってくる。
一人に対し複数で攻めるのは、フェアーではない。
卑怯この上ない。
そんな哀れな人間に、自分がなっている事に気付かない愚かな人が、
毎日虐めを繰り返し、尊い命を死まで追い詰めてしまう。
家庭・地域・学校、あらゆる所で規制を掛け、
早くなくして行きたいものだ.
2013・8・26
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